この本でいいたいこと
超シンプルです。
- 読書は問題解決の手段に過ぎない。問題解決のための読書をしてね。=目的を設定してね。
- 一冊の本にとらわれずに、いろんな本を読んでね。=様々な意見の本を複数冊読もう。
以上。
「いやいや、そんなこと改めて解説しなくてもわかってますよ。当たり前じゃないっすかー。」
と言われそうなんですが、結構忘れがちだと思います。
普段、そこまで意識して本を読んでますか??
どんな人が書いたの?
宮口 公寿(みやぐち きみとし)さんが本書の著者でございます。
本書の著者(以下:宮口さん)、東大合格した後、第一三共株式会社へ入社。
しかし4年で退職してIT関連の会社を立ち上げます。
その後、ご自身の記憶術を啓発するセミナーを開催しているスーパーな方。
ご実家は刀鍛冶だそうです。
構成
6部構成です。
- 読書の間違った認識
- 理解が簡単にできる読書術
- 要点を理解して自分の知識にする方法
- 読書法(時間・場所別)
- 読書法(種類別)
- これからの読書(宮口さんご自身の意見)
個人的に大事だと思う所
私は今、ブログコンセプトを「ブックレビュー」に切り替えようとしています。
それにあたって、文章を読む・書くことの知識を整理する目的で、本書を手に取りました。
本記事は私の備忘録としての一面をあります。
わたくしが大事だなーと思った点を羅列させていただきます。
- 理解することで記憶できる。
- 自分の経験としても、思い当りがあるので印象に残っています。
- 読書は一冊の本を隅々まで読むのではない。それは資源が乏しかった時代の名残だ。
- これは今までにない視点でした。
- 自分も学生時代は先生から「参考書を繰り返しやりなさい」みたいなん言われてました。
- 漠然と「なんでかなー」くらいにしか思っていなかった所に、理由も添えて答えて頂けたかなと感じました。
- 一冊の本だけで問題解決を図ろうとすると、思考がその本に束縛されてしまい柔軟性が失われる。
- 問題解決を図ろうとする場合、違う意見の本を複数冊読むことが重要。
- 内容は意外と覚えているもので、ほかの本を読むことで前に読んだ本の内容が想起されてきてそこから違う発想が生まれることもある。
- この3つの視点を知れて、自分の思考が変化しました。
- 今までは図書館で本借りるのも「読み切れそうなやつないかなー」って探してたのが、今は「とりあえず何冊か借りようかー」って思えたきっかけになって良かったです。
- 本を読むという手段が目的になってしまっている。
- 本を読む=問題解決の手段を探すことである。
- 理解する場合、一回ですべてを理解できるわけではない。一回目はさっと流し読み、二回目でじっくり読み、三回目で見ることで理解が深まっていく。
- グサッときますねー。つい最近までそうでしたから。
- 本を漫然と読むことがなくなり、あらかじめ目的に合いそうな部分だけ読めるようになったので効率が上がりました。
本書にて心に刺さった個所
こちらもわたくしの備忘となります。
実際のノウハウというより、ワードが良かったので共有したいです。
アイデアはあなたのすでに獲得していた知識を読書という作業を通じて思い起こすものなのです。
読書という新しい刺激によって、芋づる式にあなたの奥底にあるアイデアが想起されるのです。
(P.57)
読書という新しい刺激によって、芋づる式にあなたの奥底にあるアイデアが想起されるのです。
(P.57)
人間の能力にはそんなに大きな差はないのです。
しかし、あなたは圧倒的な存在になりたいと思います。その衝動を抑えてください。
圧倒的な差が無くても、あなたは圧倒的な存在になります。
(P.64)
しかし、あなたは圧倒的な存在になりたいと思います。その衝動を抑えてください。
圧倒的な差が無くても、あなたは圧倒的な存在になります。
(P.64)
情報の発信をしてこそ、その取得した情報を真に把握することができます。
インプットだけでなく、アウトプットが大事なのです。
(P.141)
インプットだけでなく、アウトプットが大事なのです。
(P.141)
自分から発信してこそ、自分の本当の知識になります。発信するためにいろいろと考えを巡らす。
その過程そのものが、読んだ知識を自分の知識にする最も有効な過程です。
(P.144)
その過程そのものが、読んだ知識を自分の知識にする最も有効な過程です。
(P.144)
お求め
現場からは以上です、ありがとうございました。